夢幻

発掘したので詩っぽいものを掲載。
句読点のついたものは私的に詩とはいえないかなーと思うので
詩っぽいもの、ということで……

発掘された作品

夜空

夜を描く
黒で塗るとそれはくらく
　　何も始まらない虚ろな終わりのようだった
紺で塗るとそれは平らで
　　一枚の壁のような浅はかな天井に似ていた

夜空は光
くらく　あかるく
輝く太陽の光
幾億とも言えぬ　彼方の星々の
無限の輝き
刻々と生き　死にゆく
宇宙の鼓動
宇宙の　歌

だから
夜空の星は　夜空だけのもの
地上の色
そんなもので　はかれぬ　宇宙の色

人は
時に恐怖し　時に願いをかける
あらゆるものを受け入れてくれそうな
広大な宇宙の色

宇宙のひとしずく　この地球の大気を
ただ染め上げる

夜空の色は
寄り添い合う地球と宇宙の
握り合う掌のぬくみであったかもしれない

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一年位前に書いたと思われるもの。
昔のプリントを捜していたら出てきました。
私星を見ながら歩くのが好きなんですよ。
あ、危険なのでちゃんと前も見ます。笑
流星群じゃない流れ星にも遭遇できて、幸せな気分に。